中学1年 安全ワークショップ 第2回
2014.09.08
中学1年生では、1学期に続いて第2回目の「安全ワークショップ」を、9月5日、6日に実施しました。講師にお迎えした「あんぜんファンフェアーズ」のみなさんは、防犯活動の専門家・演出家・俳優・ワークショップデザイナーの方々が集まったユニットで、「安全のためのワークショップ」の開発、実施をされており、小学生や親子を対象にした体験型の安全教室「あんぜんパワーアップセミナー」で、第4回キッズデザイン賞を受賞されています。
「安全ワークショップ」は、学校内で過ごす時間や登下校などの時間を、お互いが安心して快適に生活するためには、どのように他者と関われば良いのか、どのようなことが大切なのかを、共に考え、体験的に学ぶプログラムです。このプログラムは本校の教員の意見も取り入れながら、「あんぜんファンフェアーズ」の方々が、本校の中学1年生向けに開発してくださったものです。
2回目の今回も、前回と同様にまず子どもたちに短い演劇を観てもらいました。そこでは、三人の若者が道でふざけながら歩いている間に、無意識のうちに他の通行人に迷惑をかけてしまうような場面が演じられます。子供たちには後で示されることになりますが、今回のテーマは「見て見ぬ振り」でした。
演劇を観た後で登場人物のどういう行動が問題だったのか二人組になって話し合い、何人かに発表してもらいます。
授業の後半では、クラスごとに分かれて、コミュニケーションゲームを行います。それぞれの活動の中にお互いが安全で快適に過ごすためのヒントが隠されています。
ただ演じられる場面も観るだけでなく、体験的な活動の中でこそ、何か得るものがあったのではないでしょうか。
最後になりましたが、2日間講師を務めてくださった「あんぜんファンフェアーズ」のみなさんに、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。